”ストライプがプリントで再現されたジャージージャケット”
チルコロの代名詞とも言えるコットンピケのジャージー素材に、織りで組成された柄と見分けがつかないほどリアルなプリントで再現されいます。見た目はまるでヒッコリーデニムで、実際に手で触れてやっとジャージーと分かる驚きのテキスタイルです。イタリアらしいシルエットとほどよいワーカーっぽさが融合したお洒落なジャケットです。

”抜群のストレッチ性を誇るピケ素材”
上質なコットンに微量のポリウレタンを混紡した糸で編み込まれたコットンピケ。ピケは一般的なポロシャツに使われる鹿の子とも呼ばれ、鹿の子の生地感には柔らかくて滑らかなものや少し硬くてゴワつきがあるものと別れます。こちらのピケは、中肉地で編み目も細かくなめらかで柔らかい、そしてストッレチがかなり効いています。キックバック(伸びてから元に戻る力)が強いので、伸びきってしまったり、ヨレたりすることがほとんどない生地です。シワにもなりにくいので気軽に持ち歩けて、吸汗速乾素材でサラっとストレスフリーに羽織ることができるのも高いポイントです。

”型崩れのしないジャージージャケット”
毛芯やパッドなどの副資材は使用せずに素材の特性を活かすアンコンジャケット仕様。随所に接着芯や伸び止めテープをしっかり使用し、共地の大身返しと背裏で型くずれの心配もありません。袖口は仮切羽ですが本開き仕様の裏地始末になっており、開閉可能な本切羽にも容易にアップグレードできます。

”タイトめなサイジングだから体感できる快適な着心地”
ボディは身幅を小さめに設定することで体に添うようにフィットし、アームホールもコンパクトなので脇下にしっかりと収まり余分なシワが出ません。肩幅を狭めにすることで、袖山が肩周りを包み込むようにフィットし、丸みを帯びた肩先はイタリアらしい柔らかな印象を与えてくれます。これらは、チルコロが誇るジャージー素材だからこそ実現できているように思います。

”タイトでも普段お召しのイタリアサイズがおすすめ”
普段のイタリアサイズでお選びいただくと、このジャケットの着心地の良さと、きれいなシルエットを一番体感できるかと思います。日本サイズでは、44=S 46=M 48=L 50=XL 52=3L が目安になります。

【スタッフの着用感】
片山：172cm 62kg
日本規格のスーツではA5(胸囲90-ウエスト78)、日本サイズのカジュアルウェアではSかMサイズ、イタリアサイズのジャケットはタリアトーレ、ラルディーニで44サイズ、シャツはフィナモレで38サイズ、ニットは44サイズを主に着ています。チルコロは基本的にどのモデルも44サイズですが、こちらも44サイズでまったく問題ありません。肩幅、身幅、ウエストもタイトなフィット感でキレイなシルエットで着られます。袖丈は腕が短め(裄丈80cm)な私でもくるぶしが隠れるちょうど良い長さです。お直し不要で着用できるサイズ感です。

”世界に衝撃を与えたジャージージャケットの始祖的存在”
テキスタイルカンパニーのS.G.L.社で20年間経験を積んだジェラルド・ダルジェーニオ(Gennaro Dargenio)が発表したスウェットジャケットが業界に衝撃を与え、2009年に本格的に始動したニット・スウェットウェアのブランド。「イージークラシック(Easy-Classic)」をコンセプトにリラックスできるスウェット素材を使って、クラシックなテーラード仕立てにこだわっている。タリアトーレ(TAGLIATORE)、ラルディーニ(LARDINI)、ボリオリ(BOGLIOLI)、デペトリロ(De Petrillo)、ベルヴェスト( BELVEST)など数あるイタリアブランドの中でも、ニットやスウェット、ジャージー素材を使ったイージージャケットでは群を抜いていて、イタリアのファッション業界のみならず、日本のバイヤーからも一目置かれています。ブランド名のチルコロ(circolo)にはイタリア語でクラブやサークルの意味があり、1901はS.G.L.社が創業した年から由来している。