「ブレザーのようにビシッと決まるニットジャケット」
ニットジャケットの良さと言えば、カーディガンの様に軽く羽織ることができる、楽な着心地なのに硬くなりすぎない凛とした印象に決めることができる。そして、シワにならないので持ち運びもしやすい至れり尽くせりなアイテムです。

「一風変わったウロコ調の特殊編み」
魚の皮のようなウロコを体現した独特なニット生地は、他とは差がつく表情が豊かな仕上がり。巨大な工場を持つグランサッソだから取り入れることができる特殊機械です。厚みはミドルゲージ相当で、ほどよく肉感がありながらも着膨れ皆無の生地感です。

「高級エクストラファインメリノのクルーネック」
エクストラファインメリノとは、オーストラリアやニュージーランドの限られた地域で飼育されているメリノ種という羊の毛。中でもエクストラファインメリノは原毛が細く、保温性が高いのはもちろんのこと、吸放湿性も高いのが特長です。汗を素早く吸収・発散してくれるので、蒸れることが少なく防臭効果の期待もできます。チクチクする不快感もほとんどありません。

「計算された完璧なテーラードシルエット」
コンパクトなアームホールに、テーラードジャケットと同じように二枚袖にすることで、肘や脇下にシワが出ず、腕周りがスッキリと見えるようになっています。スリムなボディで色気のあるラギッドなシルエットです。

「普段のサイズより、ワンサイズ大きめが◎」
かなりタイトなシルエットです。普段、ジャケットをややタイトめ～ジャストフィットで着られている方はワンサイズ大きめがよろしいかと思います。
44=XS 46=S 48=M 50=L 52=XL が日本サイズでの目安になります。

【スタッフの着用感】
片山：172cm 62kg「44サイズ着用」
日本規格のスーツではA5(胸囲88-ウエスト78)、カジュアルではS～M、イタリアサイズのジャケットはラルディーニ 、タリアトーレ、チルコロ1901で44、シャツはフィナモレで38、ロベルトコリーナ、バフィーで44を主に着用しています。グランサッソも基本的に44で、こちらも44で問題ありません。胸周りはピタッとならない程度のほどよいゆとりのあるジャストフィットで、肩先やアームホールの収まりもちょうどよく、とても綺麗なシルエットで着られています。

“無限の色と高い品質を誇る小さな村の巨大メーカー”
グランサッソは、1952年にイタリア中部マルケ州の小さな村で4人の兄弟によって設立されたニット専業ブランド。3万6000平米という巨大な敷地に、製糸や染色もできる複合施設を持ち、糸の質と色にこだわっています。毎シーズン数多くのアイテムを発表し、特にそのカラーバリエーションの豊富さに驚きます。今でも国内外の他ブランドのOEMも請け負い高い信頼性と生産背景を確立しています。イタリアのニットブランドは、ザノーネ(ZANONE)、クルチアーニ(CRUCIANI)、スカリオーネ(SCAGLIONE)、ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)、ロベルトコリーナ(roberto collina)、マーロ(MALO)、マッシモ アルバ(MASSIMO ALBA)、バフィー(BAFY)などもありますが、自社で一貫生産できることから高いコストパフォーマンスも魅力の一つです。ブランド名はイタリア随一の景勝地で「大きな石」という意味を持つグランサッソ山脈から。