MODEL DATA
Height : 172cm / Weight : 62kg
Size : 44

「ラギッドでリュクスなN-3型ダウンコート」
N-3Bは、男らしさのあるミリタリーコートの絶対定番的存在。取り外し可能なインナーダウンでレイヤードスタイルになっているので、見た目の暖かさと華麗さが増しています。光り輝くファスナー、艶感たっぷりの水牛ボタンで、高級感に溢れたダウンコートです。

「ソフトで、上品な光沢のあるナイロン地」
シワになりにくく、耐寒性にも優れたナイロンを採用。細いナイロン糸で、高密度に織り上げたナイロンタフタは、決してテカテカではない上品な光沢感があります。ゴワゴワ感もないので、快適な着心地を提供してくれます。

「3℃から氷点下25℃の間でも、”超”快適な放熱性と保温性」
ムーレーのダウンの温度に対する快適性は、A～Eの順で5段階にランク付けされています。
A=16℃から5℃
B=12℃から氷点下5℃
C=8℃から氷点下12℃
D=3℃から氷点下25℃
E=氷点下10℃から氷点下50℃
こちらのモデルは「D」で、寒冷地でも十二分に暖かさを感じることができます。

「内タグの傘マークが示す撥水レベル」
ムーレーの撥水・防水のレベルは、3段階に分かれています。
傘マーク1つ=撥水…表面の水を弾く。
傘マーク2つ=防水…水の浸透を防止する。
傘マーク3つ=完全防水…水の浸透を完全に防ぎ、縫い目の隙間をテープのようなもので密封するヒートシールドシームを採用。
こちらのモデルは、傘マーク1つで、生地にムーレー独自の撥水加工を施したもの。水を弾く力は折り紙つきです。

「普段お召しのイタリアサイズと同じがおすすめ」
ゆとりのあるサイズ設定で、ほどよいゆるさの中にスタイリッシュさを感じるトレンドの”ちょいゆる”シルエットになっています。中にローゲージのニットを着込むことができる程度のゆとりもあります。ワンサイズ小さめを選ばれても着られるサイズ感ですが、トレンド感を出すには普段のイタリアサイズがおすすめです。トレンドを気にせず、一生物と考える場合には、ワンサイズ小さめでもよろしいかと思います。
42=S 44=M 46=L 48=XL が、日本サイズでの目安になります。

【スタッフの着用感】
片山：172cm 62kg ［44サイズ着用］
普段、日本規格のスーツではA5(胸囲90-ウエスト78)、日本サイズはS～M。アウターはヘルノで44、タトラスで1か2、ジャケットはラルディーニ、タリアトーレ、チルコロ1901で44、シャツはフィナモレで38、ボルゾネッラで37を着用しています。MOORERはどのモデルでも基本的に44ですが、こちらは44で肩先がほんの少し落ちるリラックス感の肩周りです。胸回りの窮屈感は皆無ですが、きれいなシルエットです。袖丈は腕が短め(裄丈80cm)な私で甲が半分ほど隠れる丈感で、ボディとのバランスが絶妙です。42サイズでも十分に着られるサイズ感なのですが、私にはスタイリッシュさが際立ちすぎて、今の自分好みのシルエットではありませんでした。

”ダウン界のトップとも言えるイタリア高級ブランド”
家業がダウンジャケット製造のモレノ・ファッチンカーニ氏が2006年にイタリアのヴェローナでスタートしたアウターブランド。主力アイテムのダウンジャケットには、最高レベルのフィルパワーを誇り、極寒地で優良とされるシベリア産ホワイトグースのダウンを使用。ダウンはイタリア国内で処理、加工、殺菌されており、ファスナーやボタン、バックルに至るまで、ほぼすべてがイタリア製の特注品。縫製はもちろんのこと、細かな部分までメイド・イン・イタリーにこだわっています。イタリアのアウターメーカーでは、やはりムーレーとヘルノ(HERNO)が二大巨頭で、その他にもモンクレール(MONCLER)、タトラス(TATRAS)、デュベティカ(DUVETICA)などがあります。雑誌「MENS EX」や「LEON」に度々掲載され、日本でもイタリアを代表するラグジュアリーアウターブランドとしての地位を確立しています。