LARDINI ジャケット ホップサック 春夏 秋冬 オールシーズン ウール

「肌寒い日、少し汗ばむ陽気にも対応するジャケット」
冬素材のウール、夏向き素材のリネンとの二者混ファブリック。ウールの高い保温性とリネンの高い吸汗・速乾性、そして互いに体温調整にも優れており、今やオールシーズン素材の定番とも言えます。真冬に着ていても違和感のない見た目、真夏はさすがに厳しいですが、30℃くらいまでなら着ていても不快にならない万能ジャケットです。

「涼しげでもあり、暖かみもある、それがホップサック」
複数の糸を強く撚った太めの糸で、やや甘めにザックリと織られた生地は、ビールの原料であるホップを運ぶ麻袋に似ていることから、ホップサックと呼ばれています。ザックリした涼しげな印象と、太い織り糸の暖かみのある印象は、季節によって見る人の印象を変える手品のような生地です。

「ラルディーニが誇る最上級アンコンジャケット」
毛芯・肩パッド・裄綿というテーラードの三大要素を極力省くことで、軽く柔らかい着心地と自然な見た目を追求したアンコンジャケット。胸の上から肩にかけて最低限の毛芯を据え、ヨレや型くずれを防ぎつつも、ドレープ感のあるボディを実現。肩パッドと裄綿を完全に省くことで肩先が張らずに袖へと自然につながるマニカカミーチャ(シャツの袖)は、イタリアスタイルの特徴でもあり、硬すぎず、柔らかすぎずのラルディーニらしいジャケットです。

「普段お召しのイタリアサイズと同じで問題なし」
ややタイトな作りではありますが、普段お召しのイタリアサイズでラルディーニらしいきれいなシルエットでご着用いただけます。
44=S 46=M 48=L 50=XL 52=3L が日本サイズでの目安になります。

【スタッフの着用感】
片山：172cm 62kg［44サイズ着用］
日本規格のスーツではA5(胸囲90-ウエスト78)、カジュアルではS～M、イタリアサイズのジャケットはタリアトーレ、チルコロ1901で44、シャツはフィナモレで38を普段着用しています。ラルディーニは基本的にどのモデルでも44です。こちらも44で胸にキレイに沿ってピタッと吸い付くようにフィットします。コンパクトなアームホールで収まりも良く、肩先もぴったり合います。袖丈は腕が短め(裄丈80cm)な私で甲が半分ほど隠れる気持ち長めな印象で、着丈はお尻が半分隠れる程度で良いバランスです。お直しする必要はなく着用できるサイズ感です。

”メゾンブランドのOEMで培った高い縫製技術を誇るブランド”
1978年にイタリアのアンコーナにて、エトロ、プラダ、ドルチェ＆ガッバーナ、ベルサーチ、バレンチノ、バーバリーなどメンズテーラーのOEM(受託製造)工房としてラルディーニ家による家族経営で創業。1993年に自社名でオリジナルブランドを展開し、2010年春夏シーズンに新しいコレクションを発表しました。クリエイティブチームに数々のブランドのコンサルティングを行ってきたウンベルト・カンタレッリ氏を迎え、創業者の一人であるクリエイティブ・ディレクターのルイジ・ラルディーニ氏の指揮のもと、スタイリングをよりモダンでシャープな作りに変え、2009年6月に行われたPITTI UOMOでのコレクションでは、世界中のバイヤーから注目され大盛況でした。素材の面白さと加工のテクニックは随一で、ボリオリ(BOGLIOLI)、デペトリロ(De Petrillo)タリアトーレ(TAGLIATORE)、チルコロ1901(CIRCOLO1901)、ベルヴェスト( BELVEST)、フラディ(FRADI)など数あるイタリアブランドのアンコン(アンコンストラクテッドの略)ジャケットの中でも軽く柔らかい着心地とナチュラルなルックスを一番演出しているのはラルディーニではないでしょうか。