「デニムの風合いを再現したジャージースラックス」
表側にインディゴ染めされた糸を使い編み上げたこの生地は、直訳するとインディゴスウェットという意味の「FELPA INDACO」と名付けられました。裏側が短いループの裏パイルになっているので、ジャージーというよりは、私たちが一般的に認識しているスウェットです。デニムのような見た目で、織物では出せない抜群のストレッチ性を誇り、ストーンウォッシュの製品洗いでこなれた風合いに仕上がっています。セットアップ対応のジャケットを羽織ったスーツスタイルでエレカジに着るのがお薦めです。

「今、新鮮なノープリーツのストレートシルエット」
1プリーツで腰まわり腿まわりが”ちょいゆる”なテパードシルエットが主流な今だからこそ新鮮に映るノープリーツのストレートシルエット。昨季あたりから、極端なテーパードから徐々に徐々にではあるもののトラックパンツに代表されるようなストレートに近いテーパードシルエットのパンツが再燃してきました。ワイドでもないさっぱりしたシルエットは、ノークッションのジャストレングスの丈感で脚長効果がでます。

”世界に衝撃を与えたジャージージャケットの始祖的存在”
テキスタイルカンパニーのS.G.L.社で20年間経験を積んだジェラルド・ダルジェーニオ(Gennaro Dargenio)が発表したスウェットジャケットが業界に衝撃を与え、2009年に本格的に始動したニット・スウェットウェアのブランド。「イージークラシック(Easy-Classic)」をコンセプトにリラックスできるスウェット素材を使って、クラシックなテーラード仕立てにこだわっている。タリアトーレ(TAGLIATORE)、ラルディーニ(LARDINI)、ボリオリ(BOGLIOLI)、デペトリロ(De Petrillo)、ベルヴェスト( BELVEST)など数あるイタリアブランドの中でも、ニットやスウェット、ジャージー素材を使ったイージージャケットでは群を抜いていて、イタリアのファッション業界のみならず、日本のバイヤーからも一目置かれています。ブランド名のチルコロ(circolo)にはイタリア語でクラブやサークルの意味があり、1901はS.G.L.社が創業した年から由来している。