ご紹介するのはシヴィリア ブラスト&ダメージ加工 デニムです。丁寧でしっかりとした縫製でキレイなシルエットと抜群の穿き心地を生み出し、イタリアらしい上品さが漂うデニムで人気を博しているシヴィリアのジーンズ。こちらはヴィンテージ感が少し漂うブラスト加工とダメージ(穴あき)加工が施された一本です。

シルエットは太腿にピタっと吸い付くスキニーほどではないですが、ヒップ周り、腿幅はタイトでスキニーの一歩半手前といった細さです。裾幅も狭くなっているのでテーパードもかなり効いています。ゆとりのあるプリーツパンツのトレンドが継続している中で、こちらは太腿にフィットするかつてのイタリアンデニムの面影が残っています。

素材はコットンにエラスタン(ポリウレタン)が1%入ったストレッチデニム。コットン100%デニムのような重厚な風合いを残しつつ、適度な伸縮性があります。リーバイス501に使われている13.5オンス相当の一般的なオールシーズンデニムの厚みで、表面を削るブラスト加工が全体的に施されています。小傷のようなダメージ(穴あき)加工は貫通はしておらず、その箇所から穴が広がる心配もあまりなさそうです。ワンウォッシュになどに比べると少しだけ薄手に感じますが、柔らかな風合いでタイトでありながら快適な穿き心地です。

サイズ感は一般的なデニムと同じと考えていただければよいと思います。洗いがかかっているので、縮みの考慮の必要はありません。サイズ選びの際は、普段お召しのジーンズのサイズと同じで問題ありません。

【スタッフの着用感】
片山：172cm 62kg
普段、日本のスーツ規格だとA5(胸囲90-ウエスト78)、日本サイズでS-M、30-31インチ、イタリアサイズのスラックスのジェルマーノ(GERMANO)、PT TORINOでは46、デニムはヤコブコーエン(JACOB COHEN)で31を主に着用しています。こちらは普段のウエスト(インチ)と同じ31で、ウエストはジャストでヒップ周りはややタイトです。太腿が割と細い私でも腿周りがピタッとする一歩手前のようなスリムさです。とてもキレイなシルエットで足長効果もあります。

【ブランド：SIVIGLIA / シヴィリア】
ONE WAY社の25年におよぶ豊富な経験と技術によって2005年にイタリア中部の海沿いの街アンコーナで設立されました。クラシックをベースにした現代的なスタイルで常に新しいファブリックの開発、革新的な加工技術の追求に余念がなく、ONE WAY社の高い技術と経験によって高いクオリティーが保たれています。 乗馬パンツからインスピレーションを受けた内股に生地を貼り付けた5ポケットモデル「ジョッパーズデニム」や、洗い、ダメージ加工など非常に魅力的なモデ ルが揃い、ストレッチの効いたタイトなフィッティングとシャープなラインが現代的なシルエットを生み出しています。イカイ(YCHAI)、ヤコブコーエン(JACOB COHEN)、リチャード・Ｊ・ブラウン(RICHARD J. BROWN)、ピーティーゼロチンクエ(PT05)、アントレアミ(ENTRE AMIS)、トラマロッサ(TRAMAROSSA)、シープラス(C＋)、ケアレーベル(Care Label)と肩を並べるデニムブランドで、自由な表現を楽しむ人たちを満足させています。