MODEL DATA
Height : 172cm / Weight : 62kg
Size : 46
「表情豊かなコットンスラブを採用したシャツジャケット」
テーラードジャケットの顔を持ちながら、シャツのような仕立てと着心地を追求し、本国イタリアでも”GIACCA CAMICA”と呼ばれています。今となっては様々なメゾンブランドからもリリースされていますが、ジャンネットが本格的なシャツ地でジャケットを発表し、日本でも注目されたのは2015年のことです。上質なシャツを仕立てる高い技術が生む着心地と、シャツメーカーならではの本格的なシャツ地で人気を博しています。
「ただの無地ではない、透け感と凹凸が織り成す独特の模様」
不規則な節を持ったスラブ糸を採用したコットンジャージー。スラブ糸は撚りを甘くして徐々に糸を太くして節にしているので、生地に凹凸と透け感のある部分とない部分が生まれ、ただのソリッド生地とは違い、柄があるようにも見えます。凹凸があるので、着ている時の肌に直接触れる面積が少なくなり、サラサラ感を維持してくれます。
「シャツのようなコンパクトなフィッティング」
ジャケットの基本パターンは、前身頃・細腹・後ろ身頃の6枚パーツ構成ですが、ジャンネットのジャケットは、前身と後ろ身頃の4枚パーツ構成で、シャツのパターンを基礎にジャケットの形になるように変換させています。ボディは、後ろの両脇のみでウエストを絞り、カマ底(脇下)を浅く、アームホールも小さくしています。故にジャケットというよりはシャツのようなタイトなフィッティングとなっています。
「普段のイタリアサイズよりワンサイズアップがおすすめ」
前述のようにタイトなサイジングで設定されていることに加え、生地の特性上、縫製段階のプレスで縮みが生じているように思われます。インナーはTシャツや薄手のシャツを前提とし、普段お召しのイタリアサイズよりもワンサイズ大きめがおすすめです。シャツのようにぴったりなフィット感で、ややタイトなジャケットとしてご着用できると思います。
44=S 46=M 48=L 50=XL 52=3L が日本サイズでの目安になります。
【スタッフの着用感】
片山:172cm 62kg[Size 46着用]
日本規格のスーツではA5(胸囲90-ウエスト78)、カジュアルではS~M、イタリアサイズのジャケットはタリアトーレ、ラルディーニ 、チルコロ1901で44、シャツはフィナモレで38、ボルゾネッラで37を主に着用しています。こちらは46で、胸周りはほんの少しゆとりがある程度で、肩先と脇下もぴったりと吸い付くようなタイトなシャツのようなフィット感です。Tシャツや薄手のシャツをインナーとするのに適したサイズ感で、袖丈は腕が短め(裄丈80cm)な私でも少し長いかなと思う程度で、お直しの必要なく着用できます。
“南イタリアの海岸リゾートを反映したシャツメーカー”
ジャンネットは、2008年にブランドとしてスタート。1979年に南イタリアのプーリア州にリカルド・サンソーネ氏が上質なシャツを自ら作るための工場として会社を設立。彼の妻を含めたわずか5人の従業員で始め、いまでも創業当初のプーリアで生産を行なっています。現在は2代目の息子と娘がデザインを手がけ、南イタリアの海岸リゾートのイメージを反映させ、時代に合ったシャツやジャケットを作っています。シャツメーカーは他にもナポリを代表するルイジボレッリ(LUIGI BORRELLI)、バルバ(BARBA)、北イタリアではギローバー(GUY ROVER)やオリアン(ORIAN)などがあり、タリアトーレと同じプーリア州のジャンネットも南イタリアらしい柔らかさと男らしいシャープなディテールが特長です。照り付ける太陽や潮風をイメージしたロゴやブート二エールでも有名なブランドです。
■SIZE
サイズ | 肩幅 | 身幅 | 着丈 | ウエスト | 袖丈 |
---|---|---|---|---|---|
44 | 43 | 47 | 67 | 41 | 59 |
46 | 44 | 48.5 | 68.5 | 43 | 60 |
48 | 45 | 50 | 69.5 | 45 | 60.5 |
50 | 46 | 51.5 | 70 | 46.5 | 61.5 |
52 | 47 | 53 | 70.5 | 48 | 62.5 |
*寸法は直線で結んだ数値です。
*本製品の採寸方法はこちら
■INFORMATION
Brand | GIANNETTO / ジャンネット |
Model | CORALLO JACKET |
Article | 31187/08 |
Material | コットン100% |
Accessory | ブランドタグ、ハンガー、予備ボタン |