HERNO ヘルノ コート スプリングコート 2024SS ゴアテックス ラミナー ステンカラーコート

ご紹介はHERNO Laminar ステンカラー スプリングコートです。 シンプルで都会的なデザインと共にGORE-TEXやWIND STOPPERなどの高機能素材で人気の高いラミナーシリーズ。こちらはゴアテックス生地でベーシックなステンカラーコートに着脱式のフードを採用し、ヘルノらしいスタイリッシュで高機能なライトアウターです。

素材はポリエステルに合成樹脂(ゴアテックス・メンブレン)をラミネートした2レイヤー(二層構造)のGORE-TEX。ゴアテックス・メンブレンの厚さは0.01mmで、生地というよりは膜に近い素材。そして、1平方cmに極小の穴が14億個以上もあり、外からの水は通さず、内からの水蒸気は外に逃がすという優れた防水性と透湿性があります。永久防水で防風仕様でありながら、汗などの余分な蒸気は逃します。これだけの機能を持っておきながら超軽量な素材なので快適な着心地を提供し続けてくれます。

ボディは前身頃と後ろ身頃の4パーツ構成で、前身頃の脇下からウエストにかけて斜めにダーツを取り、前からはもちろんのこと横から見たときのシルエットも抜群にキレイでスタイリッシュ。ドロップ(バストとウエストの差)は、それほど大きくはないもののボディに馴染むほどよいウエストラインが出ています。着丈はミドルレングスで、後ろはお尻がすっぽりと隠れ、前は太腿が半分程度隠れる丈感になっています。

裏地を使わない完全一枚仕立てで軽さも抜群。縫い代にストレートテープを施すことで、縫い代に引っ掛かるといった着用時のストレスが皆無です。フロントはダブルファスナー+スナップボタンで好みのシルエットの調整できるのも高いポイント。どことなくスポーティな感じもあれば、カジュアルにもビジネスにもマッチするハイブリッドな一着です。

サイズ選びの際は、普段お召しのイタリアサイズでよろしいかと思います。44-S 46-M 48-L 50-XL 52-3L が目安になります。

【スタッフの着用感】
片山：172cm 62kg
普段、日本規格のスーツではA5(胸囲90-ウエスト78)、日本サイズはS～M。アウターはムーレーで42か44、タトラスで1か2、ジャケットはラルディーニ、タリアトーレで44、シャツはフィナモレで38、ボルゾネッラで37を着用しています。HERNOはどのモデルでも基本的に44ですが、こちらも44で胸周りとウエストのフィット感もちょうど良いです。袖丈は腕が短め(裄丈80cm)な私だと少し長めですが、袖口に内リブが付いており、ある程度手首で留まるので極端に長い感じにはなりません。とてもスタイリッッシュなコートです。

【 ブランド：HERNO / ヘルノ 】
1948年、ミラノの北に位置する町、レザにてヘルノ社は創業しました。現社長クラウディオ・マレンツィ氏は、伝統を好み、美しい着こなしを楽しみ、 そして新しいことにチャレンジすることを喜びとし、北イタリアの寒さと湖に面した美しい自然がこそがヘルノの製品そのものと言えます。ここ数年ではHERNO IN TECHという化繊でありながら動物の羽毛ダウンと同等、もしくはそれ以上のパフォーマンスを誇るダウンの提供にも注力しています。クラシックとテクノロジーとファッションへの完璧なバランスが、世界中の顧客を魅了し続けているのにも納得がいきます。現在、イタリアのアウターメーカーではヘルノとムーレー(MOORER)がやはり2大巨頭で、その他にもモンクレール(MONCLER)、タトラス(TATRAS)、デュベティカ(DUVETICA)などがあります。