ジョンスメドレー ニット モックネック WALTON

ご紹介はジョンスメドレー モックネックニットです。春夏はポロシャツ、秋冬はニットとニットメーカーでは王様の地位を確立しているイギリスの雄。こちらは満を持して登場したモックネックモデルの「WALTON」モダンフィットです。秋口、真冬、春まで使える利便性の高いモックネックは、今やなくてはならない第三の定番ネックです。ボディのモダンフィットはかつてのイタリアンフィットと同じフィッティング。スタンダードフィットだと、袖丈や着丈が長かったりとちょっと日本人には大きめのフィットでした。モダンフィットは着丈や袖が短めに設定されており、日本人向けのサイズ感になっています。というのも、日本別注で作られていたものを名前を変えて市場投入した渾身のモデルです。私達にフィットするのにも納得がいきます。

生地感は薄手でとてもソフトな30ゲージのハイゲージです。こんなハイゲージのニットはジャケットやブルゾンのインナーに適していて着ぶくれ皆無でスマートにジャケットが着こなせます。逆にチェスターコートのインナーにそのままするのは薄すぎるのでニット＋ジャケット＋コートが正解ではないでしょうか。

サイズ選びの際は普段お召しの日本サイズと同じでよろしいかと思います。

【スタッフの着用感】
津田：178cm 72kg このニットはいつものスタンダードフィットのに比べ、着丈が短くアップデートされたモデル。基本的にはいつもの日本サイズと同じサイズをお選びいただければよいかと思います。普段ラルディーニやタリアトーレのジャケットで46、ロベルトコリーナやザノーネのニットで46、ジョンスメのレトロポロでSかMサイズ、フィナモレやバルバのシャツで39を着ていますが、このニットではMサイズがジャストです。Sサイズだと少し小さい感じなのでMに落ち着きます。

片山：172cm 62kg
日本規格のスーツではA5(胸囲90-ウエスト78)、カジュアルではS～M、イタリアサイズのジャケットはラルディーニ 、タリアトーレ、チルコロ1901で44、シャツはフィナモレで38、ニットは、クルチアーニ、バフィー、グランサッソ、ロベルトコリーナで44を主に着用しています。こちらはSで胸周りにゆとりのある"ちょいゆる"さを感じるシルエットです。袖丈は腕が短め(裄丈80cm)な私だと少しだぶつきがありますが、ボディとのバランスが取れていて良い塩梅にリラックス感のある雰囲気で着られています。

【ブランド：JOHN SMEDLEY / ジョンスメドレー】
言わずと知れたイギリスの名門ニットメーカー、ジョンスメ。ブランドの歴史は1784年にまで遡り、200年以上続くニットの信頼は揺るぎなく、常に進化する生地は他を圧倒しています。ジョンスメ好きのみなさんには、他にもロベルトコリーナ、ドルモア、ザノーネ、ブルネロクチネリ、クルチアーニ、バフィー、ルトロワなどのニットメーカーをおすすめしています。