TAGLIATORE タリアトーレ ジャケット セットアップ対応 2023AW ダカール DAKAR ウール

MODEL DATA
Height : 172cm / Weight : 62kg
Size : 44

「暖冬にうってつけ、軽快な秋冬ジャケット」
タリアトーレのジャケットの中でもひときわ軽快な「ダカール(DAKAR)」は、秋冬では袖に裏地が付きますが、その他には一切裏地を使用しないアンライニングのシャツジャケットに近い仕立て。余分な裏地がないので、高い吸放湿性と保温性を持つウールの特長が最大限に活かされ、暖冬でも蒸れることなく快適に過ごせます。スーツスタイルで使えるセットアップ対応です。パンツの購入ページはこちらから。

「3シーズン使える、リュクス感に溢れたスーツ地」
かなり上質なクラスに分類されるSUPER120’sのスーツ地。羊毛の繊維が細いので、柔らかさ、滑らかさ、上品なツヤ感は別格です。目付けが300gで冬物としてはやや薄手になりますが、暖冬には向いています。平年でも、秋口、冬、春先の3シーズン対応可能な生地感です。スーツ地の季節ごとの目付けの目安は、春=230g 夏=210g 秋=260g 冬=370g と言われています。

「日本人にぴったりなフィッティング」
ボディのベースは、タリアトーレの絶対定番「モンテカルロ(Monte Carlo)」と同じで、ショルダーラインを後ろに送ることにより袖山が前に上がるように設計されたパターンが特長。日本人に多い前肩で猫背な体型をカバーします。両脇の高い位置からウエストを絞り、裁断師(Tagliatore)の名の通り卓越したカッティング技術で立体的なフォルムを生み出します。

「凛々しさと柔らかさで、絶妙なこなれ感を演出」
通常、テーラードジャケットやアンコンジャケットの胸周りには毛芯が据えられていますが、ダカールには毛芯が使われていません。そのため、素材そのものの柔らかさとドレープ性がそのまま伝わります。イタリアンテーラーの特徴で、肩先が張らずに袖へと自然につながるマニカカミーチャ(シャツの袖という意味)とも相まって、絶妙なこなれ感が生まれています。

「軽快さと細部にこだわった裏仕様」
前身には最小限の幅で前脇に繋がる身返しを採用することで、軽やかな着心地を追求しています。身返しがひっくり返らないようにグログランテープで身返しと前ダーツを留める気遣い、表のパッチポケットの裏に隠れるように配置された内ポケットなど、機能性もしっかりと備えられています。

「普段お召しのイタリアサイズがおすすめ」
ややタイトなサイジングではありますが、他のイタリアブランドと同じサイズでよろしいかと思います。タリアトーレの立体的できれいなシルエットが存分に発揮されると思います。42=XS 44=S 46=M 48=L 50=XL 52=3L が日本サイズでの目安になります。

【スタッフの着用感】
片山：172cm 62kg［Size 44着用］
日本規格のスーツではA5(胸囲90-ウエスト80)、カジュアルではS～M、イタリアサイズのジャケットはラルディーニ 、チルコロ1901で44、シャツはフィナモレで38、ボルゾネッラで37を普段着用しています。タリアトーレのジャケットは基本的にどのモデルでも44です。こちらも44で、胸周りはほどよくゆとりのあるジャストフィットです。肩周りのフィット感も良く、袖幅もスッキリしています。袖丈は腕が短め(裄丈80cm)な私でもちょうど良く、着丈はお尻が半分隠れるくらいの良いバランスです。お直しする必要なく着用できるサイズ感です。

”常に新しいイタリアンクラシックを発信し、世の男を魅了するブランド”
1960年代にイタリア最南端のプーリア州でテーラードファクトリーとして創業したレラリオ社。その二代目で、現オーナー兼デザイナーであるピーノ・レラリオ氏が1998年にスタートさせたブランドがタリアトーレです。ピーノ氏自身が生地の開発、デザイン、パターン、縫製指示までのすべて手がけている。縫製も自社の敷地内にあるファクトリーで行なっている徹底ぶりで、品質管理はもちろんのことピーノ氏のこだわりがすべてに行き渡っています。独特な素材でクラシックテイストを醸し出しつつ､南イタリアらしい柔らかさと男らしいシャープなディテールと既製服の限界を超えたこだわりのコストパフォーマンスで人気を集め、ラルディーニ(LARDINI)やベルヴェスト(Belvest)、デペトリロ(De Petrillo)、エルネスト(ernesto)と共にイタリアンテーラーの顔的存在になっています。ブランド名の「TAGLIATORE」はイタリア語で裁断師の意味。