フィナモレ シャツ オックスフォード ピンオックス ルイージ LUIGI セミワイド

「オールシーズン対応の万能シャツ、ピンオックスフォード」
ピンオックスフォード(ピンポイントオックスフォード)は、通常の厚手のオックスフォードよりも細番手の糸を使用し、少し薄く柔らかく仕上げたオールシーズン対応の生地。形をしっかり整えてきれいに干せばアイロン掛けしなくても着られる便利さも魅力。ブロード生地に比べやや肉厚でカジュアルな印象ですが、タイドアップをすれば凛と決まるので、カジュアルからドレスまで使えてしまう万能選手です。

「短い着丈と日本人の袖丈に合ったボディ」
フィナモレの中でもひときわ日本人の体格に合ったボディが「(VERONA)ヴェローナ」。当店で一番多く採用しているボディの「GENOVA(ジェノバ)」より、袖丈が約4cm、着丈が約2cm短くなっています。腕があまり長くない我々日本人でもお直しの必要がない嬉しい袖丈です。着丈はタックアウトにさらに適した長さになっており、タックインもできる絶妙な丈感で、着こなしの幅が広がるボディです。

「使いやすい大きすぎないセミワイドの襟」
高襟で代表格の「SERGIO」、シーズン問わず人気のカッタウェイ「SIMONE」、時代の推移とともに人気の襟型を生み出しているフィナモレ。中でもひときわ使い易いのがセミワイドの「LUIGI」ではないでしょうか。台襟ボタンを外せばカッタウェイのようなほどよいエレガントさが出て、タイドアップでも硬すぎる印象にならないことで、幅広い層から支持を得ている襟型です。

「ハンド工程が生み出す着心地の良さ」
身幅はほどよくゆとりがあるのに肩がコンパクトで見た目はピッタリ、着心地は気持ちゆったりと絶妙なバランスです。ナポリの熟練された職人技が生み出すハンド工程があり、縫い目の幅など細かな微調整で最良の着心地を実現させています。フィナモレのシャツにリピーターが多いのも頷けます。

「普段のネックサイズと同じで問題なし」
ネックサイズで合わせてもブランドによってはサイズの上げ下げの必要がありますが、フィナモレはご自分の首回りの寸法でお選びいただくとよろしいかと思います。例えば、首回りが38cmであれば、サイズ38をお選びいただければ問題ありません。

【スタッフの着用感】
片山：172cm 62kg ［Size 38着用］
日本規格のスーツではA5(胸囲90-ウエスト78)、カジュアルではS～M、イタリアサイズのジャケットはラルディーニ、タリアトーレ、チルコロ1901で44、シャツはボルゾネッラで37を主に着用しています。フィナモレはネックサイズで合わせるので基本的に38ですが、こちらも38で問題ありません。肩先もぴったりで、胸周りにもほどよくゆとりがあります、抜群の着心地です。袖丈は腕が短め(裄丈80cm)な私でも長くなく、ほんの少しのだぶつきでジャストの範囲内です。お直しの必要なく着られるサイズ感です。

”ナポリを代表する着心地No.1シャツメーカー”
フィナモレ は、1925年にシャツの聖地であるイタリアのナポリで創業したシャツメーカー(CAMICERIA)。現在、一番人気の襟型「SIMONE」の由来でもある社長のシモーネさんのお祖母様が、数人の縫い子さんと開いたアトリエで100%ハンドメイドのシャツを作り始めたのがブランドの始まりでもあります。今でも熟練した職人達が袖付けを含めた多くの工程をハンドメイドでおこなっており、手作業だからこそ可能な細かなステッチの強弱をつけることで立体的な着心地と見た目の美しさを実現させています。シャツメーカーは他にもナポリを代表するルイジボレッリ(LUIGI BORRELLI)、バルバ(BARBA)、北イタリアではギローバー(GUY ROVER)やオリアン(ORIAN)がありますが、総合的にみるとやはりフィナモレがNO.1ではないかと思います。