タリアトーレ スーツ セットアップ ストライプ

『ワイドストライプが凛々しいサマーウールスーツ』
ジャケットのモデルは、胸周りがよりキレイに見えるように胸下から肩まで毛芯が入ったハーフキャンバス(胸増毛芯)仕立ての「ヴェスヴィオ(VESUVIO)」。タリアトーレの中で一番カチッとした凛々しい印象を持つスーツ対応のテーラードジャケットです。パンツは、タック量1cmの浅いアウトプリーツで、もも周りに少しのゆとりを確保したスリムなシルエット。もも周りもすっきりと細めで、膝から裾にかけてきれいなテーパードラインが出ています。股上が浅くスタイリッシュで、タックインにうってつけのシルエットです。

『体に吸い付くような完璧なフィッティング』
ジャケットは、両脇の高い位置からウエストを絞り、前身頃に据えた毛芯が胸周りのフィット感を高め、より一層きれいなシルエットが出ています。型崩れが起きにくいのもハーフキャンバス仕立ての高いポイントです。

『男らしくありながらも南イタリアらしい柔らかさも演出』
テーラードジャケットでありながら、肩パッドや裄綿(袖山用の芯地)を省くことで、イタリアンテーラーの特徴でもあるマニカカミーチャ(シャツの袖という意味)も健在です。肩先が張らずに袖へとつながるナチュラルさがカチッとしすぎていないジャケットです。

『高級素材SUPER 130’sのさらっとシャリッとした肌触り』
夏だと目付け210g相当が多く、こちらは目付け260gなので、やや目の詰まった生地です。その分、薄い生地でも下に着るシャツなどの色や柄が透けることがありません。繊維の細い織り糸で織っているので、かなり薄い生地で感でシャリッとした肌触りです。こちらはウール100%なので、シワにもなりにくいのも高いポイントです。

『裏地の質にもこだわった本台場の身返し』
身返しは本格的な本台場を採用し、長財布の入る内ポケットとペン差し、シガレットポケットまで付いています。背中、前身、袖にはポリエステルよりもはるかに滑りが良く吸放湿性の高い高級裏地キュプラを使用。蒸れが軽減され着脱もスムーズです。

『普段お召しのイタリアサイズがおすすめ』
DROP7のややタイトなサイジングではありますが、他のイタリアブランドと同じサイズでよろしいかと思います。タリアトーレの立体的できれいなシルエットが存分に発揮されると思います。42=XS 44=S 46=M 48=L 50=XL 52=3L が日本サイズでの目安になります。

【スタッフの着用感】
片山：172cm 64kg
日本規格のスーツではA5(胸囲90-ウエスト80)、イタリアサイ��のジャケットはラルディーニ 、チルコロ1901で44を普段着用しています。こちらは44で、肩周りのフィット感も良く、胸周りもシワひとつ出ないジャストフィットです。パンツは44だとウエストが少しきついので1.5cm～2cmほどウエスト出しすると快適になると思いました。ヒップはピチピチにはならないゆとりを保っています。もも周りは若干ゆとりのある程度のかなりスリムなシルエットです。

”常に新しいイタリアンクラシックを発信し、世の男を魅了するブランド”
現オーナー兼デザイナーであるピーノ・レラリオ氏が1998年にスタートさせたブランド。ピーノ氏自身が生地の開発、デザイン、パターン、縫製指示までのすべて手がけている。既製服の限界を超えたこだわりのコストパフォーマンスで人気を集めています。